ヒビレコ

日々のことつらつらと。

カテゴリの多いサイトやブログは順序を見直そう

大規模サイトや、ニュースサイト、長年書き続けているブログはカテゴリとタグがすごい量になってきますよね。 ユーザーが見やすく、回遊率を高めるためにもカテゴリ分けは重要なポイントとなります。そしてSEOにも大きく影響します。

カテゴリに関するポイントをまとめました。

カテゴリが増えてきたら見直しを

カテゴリ一覧を見直すと、「記事の少ないないカテゴリ」が見えてきます。思っていたほど書かないカテゴリは他のカテゴリと統合しましょう。全部で100記事を超えて、10記事以下のカテゴリがあれば不要かなーと。 この時に、パーマリンクをカテゴリにしていると厄介なことになるので、サイト立ち上げ当初からパーマリンクはpost nameにしておくのがベター

1記事に1カテゴリ

記事を書いた後、あれにもこれにも当てはまるということで、複数カテゴリにチェックを入れていませんか。基本的に1記事に1カテゴリ...100歩譲って2カテゴリです。 今では記事下に「関連記事」を表示させるサイトが増えましたが、これが上手く表示されなくなる可能性があります。 また、1記事に1テーマを絞って書くほうがSEO的にも良いので、テーマに合った箱1つに収めるように工夫しましょう。どうしても複数になってしまう場合はタグで仕訳するのがおすすめです。 タグはいくつ付けても影響せず、タグのリンクをメニューやサイドバーで使えばカテゴリと見た目は同じことです。

思いつくままにタグを作りすぎないように。作ったタグを忘れて似た名前で作るなどゴミを増やさないように。

カテゴリの順序

新しいカテゴリを作成すると一覧の下にどんどん追加されます。これはただのリストではなく、優先順位でもあります。 ・食事 ・登山 ・長野

1記事に↑の3カテゴリを使うと、Googleは「食事の記事」と認識します(優先されます)。その記事が食事メインでない場合や、全体的に食事の記事が少ない場合に不利な分類分けとなってしまうのです。 これも「関連記事」の取り込みに影響します。

書いているうちにカテゴリが増えるのは自然なことなので、この順序の入れ替えに便利なのがCategory Order and Taxonomy Terms Orderです。使い方はマメなブロガーさんに任せますw

記事数の少ないカテゴリを下にもってくるのが無難かなー?自分にとってそのサイトで優先して伝えたい事を上に持っていくといいですね。

親子カテゴリは子だけ使う

親)東南アジア 子)タイ 子)ベトナム 子)マレーシア

↑のようなカテゴリを作っている場合、東南アジアにチェックしなくても階層としては東南アジアに含まれます。親にもチェックしてしまうと、「東南アジアの記事」として優先されてしまうのです。

メニューのことを考える

ヘッダー上下に配置される「グローバルナビ」にカテゴリを並べる人が多いはずです。ここには直接指定したリンクやページも設定できますが、多すぎて2段になってるブログがたまにありますねw

ナビに表示するカテゴリやリンクを激選して4つに絞り、サイドバーに全カテゴリを表示させるという方法。パソコンで見た時にかなりすっきりします。が、スマホでメニューバーを表示させると、激選した4つだけ表示され、サイドバーに配置した全カテゴリはかなりスクロールしないと見れないのです。

このテーマCocoonのマニュアルサイトでは孫カテゴリまで作ってますね。スマホでは、フッターからメニューやサイドバーを見れるように工夫されています。ただ、年配の方やスマホ操作に疎い方は、この便利なフッターに気づかない可能性あり。 テーマによって表示方法が違うので「使ってみないとわからない」部分はありますが、和製の人気テーマは十分な機能を実装してます。海外テーマも「マガジンテーマ」で配布しているものはだいたいOK。

寝ログではカテゴリが多すぎるため、サイドバーで全カテゴリを表示せずプルダウン形式にしています。 暮らしラクは、カテゴリ一覧というページを作ってます。gori.meは人気のみ激選。

自分のサイトやブログの中で人気記事が多いカテゴリだけメニューバーに並べる。 カテゴリを見直して親子孫までツリー化してコンパクトにする。 カテゴリ一覧というページを1つ作ってそのリンクを貼る。

あまりにも記事が偏る場合は別サイト

雑記ブログでも書いているうちに記事分野が偏ってきます。旅行ブログでも旅した期間が長い地域は記事も多くなりますね。 カテゴリ分けもタグ付けしても収集つかない量の記事がある場合は、サブディレクトリで別ブログにしてしまった方がいいです。専門サイトになるのでSEO的にも有利です。新しくドメインを取るのではなく、abc.com/●●● の形にすれば十分です。

カテゴリはサイトの中でかなり重要な構築要素になるので、10~20記事ほど書くたびに見直すことをオススメします。一括でカテゴリやタグを変更したい時はBatch Catプラグインが便利です。